BIG MAGIC Open Standard Vol.8 渡辺雄也杯 準優勝レポート
2016年10月31日 ゲームこんにちは。
BIG MAGIC Open Standard Vol.8 渡辺雄也杯 にて準優勝といういい結果を出せました。
なので書きました。ちょっとずつ書き溜めていたら長くなり過ぎたので、暇なときに読んでください。
1、デッキ選択
PT終了時すぐにデッキを考え始めました。
当時、メタゲームはざっくり以下のように考えていました。
PTの結果を受けて、青白・4C機体が勝ち組であったため回してみました。
どちらかのデッキが手になじめばそれでBMOに出る予定でしたが・・・
4C機体:晴れる屋平日スタンで1-2したのち、練習で付き合ってもらった青白フラッシュに0-5したのでお蔵入り。
青白フラッシュ:FNMにて同系戦の練習をしたら0-3したのでお蔵入り。
が、ダメ!お蔵入り!
(※トップメタを使うのならば、同系戦に勝てるかどうかが非常に大事になります。
同系戦が何を争うゲームなのかがわかっていないと、絶対にBMOのような長丁場では勝てません。
例えばバントカンパニーならニッサ、ジェイスのPWをめぐる攻防、
青白フラッシュのメイン戦なら回転翼機をめぐる攻防ですが、サイド後はコントロール的に振舞うより遅いゲームプランこそが勝敗を分けます。
当時はまだ全く理解できていなかったですね・・・)
さて前日夜のFNMを経て使えるデッキがなくなってしまいました。
時刻は22時。デッキリスト提出までおよそ12時間。
難しいことを考えてられないので、あきらめて好きなカードを好きなだけ使うことにしました。
↓
---------------------------------
4 《森》
5 《平地》
1 《島》
3 《梢の眺望》
2 《大草原の川》
1 《港町》
2 《植物の聖域》
2 《伐採地の滝》
2 《霊気拠点》
4 《進化する未開地》
-土地(26)-
4 《導路の召使い》
3 《無私の霊魂》
3 《森の代言者》
4 《反射魔道士》
3 《不屈の追跡者》
2 《呪文捕らえ》
3 《大天使アヴァシン》
2 《新緑の機械巨人》
-クリーチャー(24)-
4 《密輸人の回転翼機》
1 《石の宣告》
4 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
1 《実地研究者、タミヨウ》
-呪文(10)-
1 《不屈の追跡者》
2 《払拭》
2 《自然のままに》
2 《否認》
1 《石の宣告》
1 《垂直落下》
2 《呪文捕らえ》
1 《呪文萎れ》
1 《停滞の罠》
1 《燻蒸》
1 《実地研究者、タミヨウ》
-サイドボード(15)-
---------------------------------
世の中のミッドレンジ好きが一回は考えたようなリストですね。
・青白っぽいカードをたくさん入れておけば多分強いだろう。緑はおまけ。
・《不屈の追跡者》がコントロール系に強そうで使いたい
・《自然のままに》《垂直落下》を使ってうまぶりたい
という発想で組んでいます。対青白5割は維持しつつ、コントロール耐性をあげた(つもりです)。
当日の朝にリストを記入しつつ、
なんだか5-4くらいで終わりそうだね、って友人と談笑しながらいざ本戦へ!
2、BMO本戦
スイス
○トリココン
○エスパースピリット
○青白フラッシュ
○4色機体
○赤緑t青エネルギーアグロ
○4色現出
×青黒機械医学的召喚
○ティムール現出
○トリココン
まさかの8-1で2位抜け!からのー?
シングル
○赤白機体
○青白フラッシュ
×青白フラッシュ
惜しかった!準優勝!!
3、プレイングについて
準決勝のプレイングをほめられてたので動画を見直してみました。
友人に意図を説明してほしいというのがあったので、どういう思考でプレイをしていたか書いてみました。
めっちゃ暇な人は動画と合わせて読んでくださいな。
G1
9:04
ここで反射魔導士を出しても悩みは何も解決しないので我慢。手がかり優先。
→結果的に追加の反射魔導士トップできて盤面を有利にすることに成功。
G2
26:48 他の候補:ギデオン
→否認を警戒。ここで2マナを腐らせてゆっくり戦えば、トラッカーのアドバンテージ勝負で勝てると判断。
28:06
相手のサリアがとにかくきつい。手札に石の宣告がある(が相手が否認を構えている読みなので悩む)。
どちらを落とすか考えた結果、コプターを削れば長期戦で有利に立つと判断。
29:16
ミスプレイ?石の宣告で否認を釣ってギデオンを通そうとしました。
思いのほか簡単に通ったので、悩み過ぎてギデオンださず。さすがに否認をないと読んで出すべきだったかもしれません・・・
対戦相手がすごく上手な方なので、石の宣告を通してまでPWを誘っているのではという懸念が頭から離れなかったのです。
31:38
否認ケアでメイン停滞の罠。なおギデオンを出さなかったのは、除去1枚で負けるからですね。おびえすぎ?
32:46
ライフ2にするのはアヴァシンが怖くなるが、すでに垂直落下を引いているので通すことを選択しました。アヴァシンはすぐに破壊すれば怖くない。
33:06
相手の手札は否認、あとアヴァシンあたりがあるだろうと予想。
ここで否認ならばアヴァシンは来ないからそれでいいや、とプレイしたらギデオンが通る。焦る。
もちろんこの盤面では反射魔導士を出す理由がないので垂直落下を温存。
そしたらエンド時に呪文とらえが出てきて悩みました。
カウンターがあればギデオンをカウンターしているはずだし
アヴァシンが手札にあればアヴァシンを優先する局面で、
除去があればこちらの生物を除去して殴る局面です。
じゃあハンドは?と考えたとき、青白であのタイミングで出せないか有効配でないカードとして、
まだ出せないリンヴァーラか土地かよく覚えていないサイドボードの何か(断片化とか空鯨取の一撃?)だろうかとざっくり予想。
予想しているどのカードがハンドにあろうとも、垂直落下を打つべき理由がありません。
★なのでこのタイミングで垂直落下を撃たず、無私の霊魂2体によるダブルブロックで呪文とらえを相打ちをとるべきだと判断しました。
34:24
予定通りにダブルブロック。
その後予想外に予想通りなリンヴァーラの登場!垂直落下が刺さりました。
35:42
手がかりからアヴァシンをドロー!トップ強い!!!
これで安心して攻められると判断。
★手なりでアヴァシンを出していたら、相手のアヴァシントップという受けを残すため悩むが出さないことを選択するが・・・
37:00
相手のトップアヴァシンという負け筋をつぶして勝ち!
G2はひどく怪しいミスといいプレイ2回があって、結果的に見てて面白い試合になったかもしれません(∩´∀`)∩
決勝?完敗です。特にないです。
あと、次のBM Invitationalの参加権利は貰えたんでしょうか?次はそちらで勝ちたいですね。頑張ります。
BIG MAGIC Open Standard Vol.8 渡辺雄也杯 にて準優勝といういい結果を出せました。
なので書きました。ちょっとずつ書き溜めていたら長くなり過ぎたので、暇なときに読んでください。
1、デッキ選択
PT終了時すぐにデッキを考え始めました。
当時、メタゲームはざっくり以下のように考えていました。
---
青白フラッシュ:プロツアーで最上の結果を出した本命。「私は流行に敏感な競技プレイヤーだ!」という人がこぞって選びそう。もちろん私もその一人。要注意。
赤白系機体:次点。2~3回くらいは当たる。デッキとして強いうえ、ブンすれば勝ち!ということでTOP8に何人か残ってもおかしくない。
トリココントロール:素人目にはヤソコンよりこっちのデッキのほうが強く見えるから多そう。3番手。
青赤スペル:ちょっと捻くれたデッキが使いたい方はこれを選ぶ。見た目弱そうだけどだからこそ警戒はしたい。ギデオンつらくないのかな?
縫合体+現出系:使ったことないけど強そう。旧環境からあるシステムだし結構使う人はいそう。
緑白アグロ:好き。ギデオンと緑巨人好きはこれを使うんじゃない?
赤緑エネルギー:プレイングで勝負したくないタイプの人が好きそう。
黒緑昂揚:青白メタで持ってくるにはまだ早い。少なからずいるれいきちに葬られるはずだから使いたくない
れいきち:負け組のうわさが流れていたのでせいぜい1~2回くらいしか当たらないはず
黒緑アグロ:イーフローのあれ。好き。緑巨人好きはこれを使うんじゃない?
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PTの結果を受けて、青白・4C機体が勝ち組であったため回してみました。
どちらかのデッキが手になじめばそれでBMOに出る予定でしたが・・・
4C機体:晴れる屋平日スタンで1-2したのち、練習で付き合ってもらった青白フラッシュに0-5したのでお蔵入り。
青白フラッシュ:FNMにて同系戦の練習をしたら0-3したのでお蔵入り。
が、ダメ!お蔵入り!
(※トップメタを使うのならば、同系戦に勝てるかどうかが非常に大事になります。
同系戦が何を争うゲームなのかがわかっていないと、絶対にBMOのような長丁場では勝てません。
例えばバントカンパニーならニッサ、ジェイスのPWをめぐる攻防、
青白フラッシュのメイン戦なら回転翼機をめぐる攻防ですが、サイド後はコントロール的に振舞うより遅いゲームプランこそが勝敗を分けます。
当時はまだ全く理解できていなかったですね・・・)
さて前日夜のFNMを経て使えるデッキがなくなってしまいました。
時刻は22時。デッキリスト提出までおよそ12時間。
難しいことを考えてられないので、あきらめて好きなカードを好きなだけ使うことにしました。
↓
---------------------------------
4 《森》
5 《平地》
1 《島》
3 《梢の眺望》
2 《大草原の川》
1 《港町》
2 《植物の聖域》
2 《伐採地の滝》
2 《霊気拠点》
4 《進化する未開地》
-土地(26)-
4 《導路の召使い》
3 《無私の霊魂》
3 《森の代言者》
4 《反射魔道士》
3 《不屈の追跡者》
2 《呪文捕らえ》
3 《大天使アヴァシン》
2 《新緑の機械巨人》
-クリーチャー(24)-
4 《密輸人の回転翼機》
1 《石の宣告》
4 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
1 《実地研究者、タミヨウ》
-呪文(10)-
1 《不屈の追跡者》
2 《払拭》
2 《自然のままに》
2 《否認》
1 《石の宣告》
1 《垂直落下》
2 《呪文捕らえ》
1 《呪文萎れ》
1 《停滞の罠》
1 《燻蒸》
1 《実地研究者、タミヨウ》
-サイドボード(15)-
---------------------------------
参考:
岩SHOWの「デイリー・デッキ」:バント・ミッドレンジ(スタンダード)
http://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0017909/
スタンダードデッキテク:バントミッドレンジ@東京MTG
http://tokyomtg.com/articles.html
世の中のミッドレンジ好きが一回は考えたようなリストですね。
・青白っぽいカードをたくさん入れておけば多分強いだろう。緑はおまけ。
・《不屈の追跡者》がコントロール系に強そうで使いたい
・《自然のままに》《垂直落下》を使ってうまぶりたい
という発想で組んでいます。対青白5割は維持しつつ、コントロール耐性をあげた(つもりです)。
当日の朝にリストを記入しつつ、
なんだか5-4くらいで終わりそうだね、って友人と談笑しながらいざ本戦へ!
2、BMO本戦
スイス
○トリココン
○エスパースピリット
○青白フラッシュ
○4色機体
○赤緑t青エネルギーアグロ
○4色現出
×青黒機械医学的召喚
○ティムール現出
○トリココン
まさかの8-1で2位抜け!からのー?
シングル
○赤白機体
○青白フラッシュ
×青白フラッシュ
準決勝:http://mtg.bigmagic.net/article/2016/10/article/%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8/BMO08/036.html
決勝:http://mtg.bigmagic.net/article/2016/10/article/%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8/BMO08/041.html
惜しかった!準優勝!!
3、プレイングについて
準決勝のプレイングをほめられてたので動画を見直してみました。
友人に意図を説明してほしいというのがあったので、どういう思考でプレイをしていたか書いてみました。
参考
https://www.youtube.com/watch?v=Z1qKKjqfNrA&feature=youtu.be
めっちゃ暇な人は動画と合わせて読んでくださいな。
G1
9:04
ここで反射魔導士を出しても悩みは何も解決しないので我慢。手がかり優先。
→結果的に追加の反射魔導士トップできて盤面を有利にすることに成功。
G2
26:48 他の候補:ギデオン
→否認を警戒。ここで2マナを腐らせてゆっくり戦えば、トラッカーのアドバンテージ勝負で勝てると判断。
28:06
相手のサリアがとにかくきつい。手札に石の宣告がある(が相手が否認を構えている読みなので悩む)。
どちらを落とすか考えた結果、コプターを削れば長期戦で有利に立つと判断。
29:16
ミスプレイ?石の宣告で否認を釣ってギデオンを通そうとしました。
思いのほか簡単に通ったので、悩み過ぎてギデオンださず。さすがに否認をないと読んで出すべきだったかもしれません・・・
対戦相手がすごく上手な方なので、石の宣告を通してまでPWを誘っているのではという懸念が頭から離れなかったのです。
31:38
否認ケアでメイン停滞の罠。なおギデオンを出さなかったのは、除去1枚で負けるからですね。おびえすぎ?
32:46
ライフ2にするのはアヴァシンが怖くなるが、すでに垂直落下を引いているので通すことを選択しました。アヴァシンはすぐに破壊すれば怖くない。
33:06
相手の手札は否認、あとアヴァシンあたりがあるだろうと予想。
ここで否認ならばアヴァシンは来ないからそれでいいや、とプレイしたらギデオンが通る。焦る。
もちろんこの盤面では反射魔導士を出す理由がないので垂直落下を温存。
そしたらエンド時に呪文とらえが出てきて悩みました。
カウンターがあればギデオンをカウンターしているはずだし
アヴァシンが手札にあればアヴァシンを優先する局面で、
除去があればこちらの生物を除去して殴る局面です。
じゃあハンドは?と考えたとき、青白であのタイミングで出せないか有効配でないカードとして、
まだ出せないリンヴァーラか土地かよく覚えていないサイドボードの何か(断片化とか空鯨取の一撃?)だろうかとざっくり予想。
予想しているどのカードがハンドにあろうとも、垂直落下を打つべき理由がありません。
★なのでこのタイミングで垂直落下を撃たず、無私の霊魂2体によるダブルブロックで呪文とらえを相打ちをとるべきだと判断しました。
34:24
予定通りにダブルブロック。
その後予想外に予想通りなリンヴァーラの登場!垂直落下が刺さりました。
35:42
手がかりからアヴァシンをドロー!トップ強い!!!
これで安心して攻められると判断。
★手なりでアヴァシンを出していたら、相手のアヴァシントップという受けを残すため悩むが出さないことを選択するが・・・
37:00
相手のトップアヴァシンという負け筋をつぶして勝ち!
G2は
決勝?完敗です。特にないです。
あと、次のBM Invitationalの参加権利は貰えたんでしょうか?次はそちらで勝ちたいですね。頑張ります。
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